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引用元:白髪一雄記念室 https://www.archaic.or.jp/shiraga/exhibition/index.php?id=1
白髪一雄といえば力強さを感じられる「アクション・ペインティング」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。しかし、この「妖草Ⅱ」は、白髪一雄が初期に描いた油彩画です。この時期の作品は現存するものが少ないことから、非常に貴重な作品とされています。
「妖草Ⅱ」を含む初期の作品は、白髪一雄が洋画家として歩み始めた頃のものとなっています。その作品名と作品の暗い色調から、当時の白髪一雄が「暗い物置の中に妖気を帯びたような空間」に関心を持っていたのではないかといえるでしょう。これらは白髪一雄が愛読していた中国文学やドイツ文学の影響によるものといわれています。
2023年7月現在、この「妖草Ⅱ」を常設している美術展の情報は見つかりませんでした。ちなみに、この作品は白髪一雄の出身地である尼崎市にある、尼崎文化総合センター内の白髪一雄記念室に所蔵されています。こちらの記念館では、白髪一雄の作品を多数所蔵していますが、これらの作品や資料を調査・整理しながら順次公開を行っています。
過去の展示に関する情報を見てみると「妖草Ⅱ」の展示を行っていた記録もありますので、同記念館をはじめ、さまざまな美術展情報をチェックしておくと良いでしょう。