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白髪一雄といえば、「フット・ペインティング」で描かれた絵画を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、そのほかにもさまざまな作品を残しています。
こちらのページで紹介している「赤い材木」もその中のひとつ。4本の赤い木材を組み合わせた、目を引かれる作品となっており、絵画だけではなくさまざまな表現に挑戦しようとしていたことを感じさせます。こちらの作品は、「具体美術協会」に携わった時代のはじめ頃の実験的な作品として知られています。
2023年4月現在、赤い材木を常設している美術館の情報は得られませんでした。ただしこの作品は、1981年より東京都現代美術館の所蔵となっています。
2020年には白髪一雄の大規模な個展が東京で開幕された際に展示されているといったように、美術展で展示される機会はあるようです。そのため、実際にこちらの作品を見ることができる機会はあると考えられますので、本物の赤い材木を鑑賞したい、と考えている方はさまざまな展示会情報をこまめにチェックしておくことをおすすめします。