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白髪一雄の作品といえば、「フット・ペインティング」と呼ばれる独特の技法を思い浮かべる方も多いかもしれません。その名の通り足を筆のようにして描いていくフット・ペインティングは、非常に迫力のある画風であり多くの人の目を引きつけますが、白髪一雄は版画も制作しており、その多くがシルクスクリーンの作品となっています。
この「赤い旗」もシルクスクリーンで制作された作品のひとつ。作品の大きさは65cm×85cmで、絵の真ん中あたりに描かれている赤い旗が印象的です。こちらの赤い旗は風に力強くたなびいているようにも見え、そこから強いエネルギーを感じられる作品となっています。
2023年5月現在、白髪一雄が制作した「赤い旗」を常設している美術館の情報は得られませんでした。
この赤い旗は、どこか特定の美術館に常設されている作品ではないようです。しかし、2015年にはこの赤い旗を含む白髪一雄が手がけたシルクスクリーンの作品を集めた展示会が開催されたという記録もあります。
そのため、画像で鑑賞するのではなく本物の作品を自分の目で見たい、という希望がある場合には、白髪一雄の作品が展示される展示会情報をチェックしておくことがおすすめです。