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太丞

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作品解説

白髪一雄「太丞」

引用元:白髪一雄記念室 https://www.archaic.or.jp/shiraga/exhibition/index.php?id=23

白髪一雄の作品のひとつである「太丞」は、白いキャンバスに黒を中心とした油絵具により描かれた印象的な作品。こちらの作品は、白髪一雄独自のスタイルである「アクション・ペインティング」で描かれた作品となっています。

アクション・ペインティングとは、床に置いたキャンバスの上に油絵具を置き、天井から吊るしたロープにつかまりながら自身の足を筆代わりにして描くというもの。非常に力強いタッチが特徴の技法であり、こちらで紹介している「太丞」もアクション・ペインティングの力強さを感じられる作品であるといえるでしょう。

作品詳細

太丞を見られる美術館

2023年7月現在、白髪一雄の太丞を常設している美術館はないようですが、こちらの作品は兵庫県尼崎市にある尼崎総合文化センター内の「白髪一雄記念室」にて所蔵しています。この記念室では、尼崎出身である白髪一雄の作品を多く所蔵。作品について整理・調査を行いながら順次公開を行っています。

記念室のホームページを見ると、これまでの展示の中で「太丞」が展示されていたこともあったようです。そのため、同記念館の情報やさまざまな美術展などの情報をチェックしておくことにより実際に見ることができる可能性もあるのではないでしょうか。本物の作品を鑑賞したい、と考えている方は、美術展の情報にしっかりとアンテナを張っておくことをおすすめします。

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