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揚子江

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作品解説

揚子江は1990年に草間彌生が手掛けた作品です。タイトルの揚子江とは、中国大陸を流れる川である長江の最下流部のこと。山を彩る赤・ピンク・黄色などは実際の揚子江とはまるで似つかわしくない色づかいであり、草間が表現したかった世界観がこの色づかいに込められているのでしょう。

川の波が草間が得意とする水玉で描かれています。大きく波に揺られている船の情景がありありと浮かぶでしょう。

暗雲がたちこめており、おどろおどろしい雰囲気の中にも緑があるのは、幼少の頃に草花に親しんだとされる草間の観点に根ざしたものでしょうか。

作品詳細

揚子江を見られる美術館

揚子江を見られる美術館の情報は、残念ながら確認できませんでした(2024年9月時点)。他にも「七色の富士」や「やさしさに溢れた万物は私の心を打った」などの富士山をモチーフにした作品もあります。実際の風景写真と見比べながら鑑賞するのも良いでしょう。

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