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1960年代後半~1970年代の前衛美術ムーブメント。技術的なことよりも、背景にあるコンセプト(含意・思想・観念等)を重視するアートです。"美的刺激"ではなく"知的刺激"を楽しむもの、ともいえます。
20世紀に展開された、新たな試み・表現を実践した美術作品を指して「モダンアート」と呼ぶのが一般的です。ただ、「近代美術」だけを指す場合や、「現代美術」も含めて考える場合など、その捉え方はさまざまといえます。
1940年代後半~1950年代、ニューヨークをメインに盛り上がりをみせた芸術様式。美術史上初めてとなる、アメリカ発の芸術運動でした。具体的なモチーフを使わず、大きなキャンバスに感情的に絵の具を躍らせる手法が主流です。
絵具を垂らしたり、飛び散らせたりするような手法によって作品を完成させる美術様式。具体的な対象を描くというより、絵を描く行為(アクション)そのものを重視するのが特徴です。代表的な美術家はジャクソンポロック。
絵画や彫刻といった作品概念を逸脱した、新たな美術表現。アーティスト自身の身体が作品を構成し、テーマにもなります。"現場性"を重視するのも特徴。1970年代~1980年代に誕生しました。
映画・コミック・雑誌・広告・報道写真といった大衆社会で大量に出回る素材を取り上げたアート作品。大量生産・消費社会を風刺的に描いたものが多く、1950年代半ば頃、アメリカ大衆文化の影響のもとイギリスで生まれました。
ゲルハルトリヒターによって展開された美術手法。雑誌や新聞などの白黒写真を、精密にコピーしたうえで微妙にぼかし、絵画に落とし込むもの。代表的な作品として、『机』『エマ』などがあります。
説明的・装飾的要素を可能なかぎり排除し、シンプルに表現した美術。1960年代のアメリカで登場し、1970年代にかけて大きなムーブメントを起こしました。代表的な作家としては、ドナルドジャッドやフランクステラなどが挙げられます。
ネオポップは、1980年代のアメリカでムーブメントを起こした「シミュレーショニズム」の影響を受けた、日本独自のアート分野。村上隆や中原浩大、奈良美智など、1990年前後に出てきた日本の若手美術家やその作品を表します。
近代美術の後に登場した美術運動。近代美術的側面を否定、あるいはその余波から発展して生まれたものといえます。「コンセプチュアルアート」「インターメディア」「インスタレーション」「マルチメディア」「ビデオ・アート」などが代表的です。
近代美術の後に登場した美術運動。近代美術的側面を否定、あるいはその余波から発展して生まれたものといえます。「コンセプチュアルアート」「インターメディア」「インスタレーション」「マルチメディア」「ビデオ・アート」などが代表的です。
室内や屋外に作品や装置などを設置して、展示空間そのものを作品化する表現手法であるインスタレーション。1970年代以降、既存のジャンルに当てはまらない新しい作品の形態として誕生した表現方法は、作品を空間ごと体験できるのが大きな特徴です。
音を主体に表現される芸術です。展示やインスタレーションとして、耳で音を聴く作品が数多く発表されています。ルイージ・ルッソロの騒音音楽やジョン・ケージの実験音楽から影響を受けているサウンドアート。現在ではVRをはじめとするテクノロジーを活用した作品も多く誕生しています。