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引用元:奈良県立美術館プレスリリース https://www.pref.nara.jp/secure/263600/PR_Ohashi_20200310_v2.pdf
「貞宗」は、手を使わず足を絵筆がわりにして描いていくといった独自の手法で制作された作品です。作者の白髪一雄は日本の抽象画家として知られる人物で、「フット・ペインティング」と呼ばれる手法を生み出した画家としても知られており、日本国内のみならず世界でも高い評価を受けています。
この「貞宗」という作品も、天井から吊るしたロープにぶら下がり、床に広げたキャンバスに対して足で直接描くといった形で描かれていることから、力強さや激しさを感じられる作品となっています。90cm×116.3cmの作品です。
白髪一雄の「貞宗」は京都工芸繊維大学美術工芸資料館に所蔵されている作品ですが、常設されている美術館の情報を得ることはできませんでした。
ただし、これまでにもさまざまな美術展で展示をされてきた作品であることから実際に「宗貞」を目にしたことがある、という方もいらっしゃるかもしれません。今後こちらの作品を実際に鑑賞したい、と考えている場合には展覧会の開催情報にアンテナを張っておくことがおすすめです。