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考えるかぼちゃ

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作品解説

引用元:This is Media https://media.thisisgallery.com/works/yayoikusama_15

かぼちゃとドット模様は草間彌生のアート作品において、頻繁に用いられているモチーフです。そうした作品群のなかで、この「考えるかぼちゃ」は、いささかツイストを効かせた異色と言ってよい立体作品。一見すると形状的にはかぼちゃらしくなく、色合いも赤や黄色といったお馴染みのかぼちゃ系作品とは一線を画した、濃淡のグレー。

実は草間は、1993年に同じ「考えるかぼちゃ」というシルクスクリーン作品を手掛けており、やはり濃淡のグレーで仕上げられているのが特色です。この立体作品の「考えるかぼちゃ」は、先行発表されていたシルクスクリーン作品のモチーフを、改めてリメイクしたものと推察されます。

作品詳細

考えるかぼちゃを見られる美術館

考えるかぼちゃは、2002年4月に開館となった、長野県松本市の松本市美術館にあります。同館入口のロビーに、来場者を出迎えるオブジェのように鎮座しているのが印象的です。そもそも長野県松本市は草間彌生の出身地であり、そうした縁あって、草間彌生作品に力を入れています。美術館の外壁も、草間作品を彷彿させる赤いドット柄を施すという徹底ぶり。開館時間は9:00~17:00、休館日は毎週月曜(祝日の場合は翌日)および年末年始となっています。。

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