【世界一ゆるい】現代アートの歩き方 » 現代美術を楽しむうえで知っておきたいアーティスト » 奈良美智 » A to Z Memorial Dog

A to Z Memorial Dog

このサイトは 「本郷美術骨董館」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。

作品解説

A to Z Memorial Dogは、奈良美智が自身の出身地である青森県弘前市で2006年に開催した展覧会「YOSHITOMO NARA+graf AtoZ」の終了後に制作した作品です。乳白色の大きな犬が4つ足で立っている立体作品で、青森県立美術館に所蔵されている「あおもり犬」を彷彿とさせる作風に仕上がっています。

A to Z Memorial Dogを制作するきっかけとなった展覧会は2002年・2005年・2006年の3回に渡って開催されており、日本全国から集まった大勢のボランティアや地元商店街をはじめとする地域の積極的な協力によって、成功をおさめました。

展覧会に関わった方々への感謝の気持ちとしてA to Z Memorial Dogが制作され、弘前市へ寄贈。当初は展覧会が開催された吉井酒造煉瓦倉庫に隣接する緑地公園に設置されていましたが、現在は吉井酒造煉瓦倉庫を改修して開館した弘前れんが倉庫美術館のエントランスで来館者を出迎えています。

作品詳細

A to Z Memorial Dogを見られる美術館

A to Z Memorial Dogは弘前れんが倉庫美術館のエントランスに設置されており、美術館のシンボルとなっています。弘前れんが倉庫美術館から車で約40分ほどのところにある青森県立美術館にもA to Z Memorial Dogと同じく犬をモチーフとした「あおもり犬」が所蔵されているため、奈良美智が手掛けた2匹の犬に会いに行ってみてはいかがでしょうか。

現代アートの種類や楽しみ方を
詳しく見る