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引用元:This is Media https://media.thisisgallery.com/works/yoshitomonara_04
1994年にイタリアで制作されたHarmless Kitty。「悪意のない子猫」「罪のない子猫」という意味のタイトルです。
こげ茶色の着ぐるみを着た子供が、鋭い眼差しでこちらを見つめています。同時に、おまるにまたがっています。この眼差しとおまるとのギャップに、ストレートな子供らしさが感じられます。着ぐるみのしっぽの部分には、明らかな描き直しの痕跡。ファンの間では、この痕跡も話題のようです。作品と同様に描かれ作られた限定300体のフィギアも、マニアの間では大人気のよう。
Harmless Kittyが展示されている場所は、東京千代田区にある国立近代美術館。1952年に開館した美術館で、明治から現代までの近現代美術品を数多く所蔵・展示しています。
2020年現在の所蔵数は、美術資料なども含めて13,000点以上。現代芸術をメインとする美術館としては、国内有数の所蔵数となるでしょう。所蔵作品の中には、菱田春草、萬鉄五郎、岸田劉生、横山大観、安田靫彦、和田三造、新海竹太郎などが制作し、重要文化財にも指定されている作品もあります。