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靴をはいて野にゆこう

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作品解説

靴をはいて野にゆこうは草間彌生が1979年に制作した作品です。身近なものであり、ファッションのキーアイテムである靴をモチーフとしています。靴ひもの一部が植物になっているのが、幼少の頃に草花に親しんだとされる草間らしい作品です。明るい配色と躍動感のある植物がポップな印象を与えます。

草間彌生が版画を制作し始めた頃の作品。他に帽子や果物、花などの草間が慣れ親しんだものを題材にしていた中の一つです。80年代以降は、草間作品の代名詞ともいえるかぼちゃを意匠とした作品が多くなっていきます。

切れてしまった靴ひもを植物で補強した、という解釈もあるようです。靴への愛着やこの靴を履いて出かけるワクワク感が表現された作品といえるかもしれません。

作品詳細

靴をはいて野にゆこうを見られる美術館

靴をはいて野にゆこうを見られる美術館の情報は、残念ながら確認できませんでした(2024年9月時点)。この作品の他にも、多数のシルクスクリーンで製作された作品があります。草間彌生の作品を探して美術館を訪ねてみるのも良いでしょう。

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