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この「長義」という作品は、白髪一雄の作品のひとつ。1954年より始めた「フット・ペインティング」により描かれた、力強さが伝わってくる作品となっています。ダイナミックな足の動きを感じさせられる作品であり、フット・ペインティングによって制作されている過程を思い起こさせます。
この「フット・ペインティング」とは床にキャンバスを置き、上から吊るしたロープにぶら下がった状態で素足を筆の代わりとしてキャンバス状を滑走するような形で描いていく、といった手法となっています。床に置いた状態で鑑賞することにより、どのように描いていたのか、といった情景を想像することができます。
2023年4月現在、長義を常設している美術館の情報は得られませんでした。
所蔵している美術館の情報も見つけることができませんでしたが、展覧会などでこちらの作品を見られる可能性はあり、2020年にも東京にて白髪一雄の個展が開催されています。その個展ではこの長義は床に置いた形で展示されており、フット・ペインティングの魅力を感じられる展示となっていました。
このように、展覧会での展示が行われる可能性もあると考えられますので、展覧会の情報についてこまめに確認しておくことがおすすめです。