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奈良美智の作品のひとつである「夜露死苦ガール2012」は、十和田市現代美術館の壁面全体を利用して制作・展示されている作品です。高さ10メートル、幅11メートルの壁をキャンバスに見立てて描かれました。
十和田市現代美術館で2012年に行われた奈良美智の個展である「青い森の ちいさな ちいさな おうち」で製作されました。奈良美智が手がけた絵画や立体作品など多彩な作品が展示される中、個展の目玉となりました。
奈良美智の「夜露死苦ガール2012」が所蔵されている十和田市現代美術館は、2008年に「アートを通した新しい体験を提供する開かれた施設」として開館した美術館です。十和田市を個性溢れるアートの街として再編成する取り組み「Arts Towada」計画の中核として建てられました。
同美術館では、各展示室を「アートのための家」として独立させている点が特徴のひとつです。それぞれの展示室は敷地内に分散して配置されており、ガラスの廊下で繋げられています。
現代美術の分野で活躍している国内・海外のアーティスト33組による38の常設作品が敷地内のさまざまな場所に展示されているので、屋内の展示室に加えて屋外展示スペースやイベントスペース、さらにカフェなどを通じてアート作品を楽しむことができます。