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現代美術を楽しむうえで知っておきたいアーティスト

マルセル・デュシャン

マルセル・デュシャン
引用元:youhavebeenheresometime http://youhavebeenheresometime.blogspot.com/2009/08/marcel-duchamp-16-miles-of-string.html

フランスの美術家。ピカソやマティスらと並んで、20世紀初頭の造形美術を革新的に発展させたとされる3大アーティストの1人です。ニューヨーク・ダダ(前衛的な反芸術運動)の中心的人物としても知られています。

ジャン・フォートリエ

ジャン・フォートリエ
引用元:世界現代美術作家情報 http://kousin242.sakura.ne.jp/wordpress/aaa/世界の洋画家/スペイン/ジャン・フォートリエ/

タシスム(抽象表現主義)を語るのに欠かせない、フランスの画家・彫刻家。第二次世界大戦後の抽象芸術における先駆的人物として知られています。

過酷な体験から生まれた『人質』シリーズが代表作。アンフォルメルの源流にもなった作品です。

マーク・ロスコ

マーク・ロスコ
引用元:Sotheby's https://www.sothebys.com/en/articles/21-facts-about-mark-rothko

戦後アメリカの美術家のなかで最も有名な1人である、ロシア出身の画家。

抽象表現主義における指導者的な存在として知られ、柔らかな複数の形がキャンバスに浮かび上がるその作風は「カラー・フィールド」と呼ばれています。

ジャクソン・ポロック

ジャクソン・ポロック
引用元:世界現代美術作家情報 http://kousin242.sakura.ne.jp/wordpress/aaa/世界の洋画家/0米国/new-york-scool/5531-2/

ニューヨーク派の抽象表現主義を代表するアメリカの画家で、“アメリカ現代美術の開拓者”とも呼ばれます。床一面に広げたキャンバスに、塗料を流したり撒き散らしたりする「アクションペインティング」という画法が有名です。

ヨーゼフ・ボイス

ヨーゼフ・ボイス
引用元:カーサ ブルータス https://casabrutus.com/art/99617

旧西ドイツ出身の現代美術家。「芸術概念の拡張」を叫び続け、社会活動家としても幅広い分野の講演・討論・執筆などを行ったことで知られます。脂肪やフェルトを素材に用いた作品が多いことでも有名です。

アンディ・ウォーホル

アンディ・ウォーホル
引用元:ウィキペディア https://en.wikipedia.org/wiki/Andy_Warhol

銀髪カツラがトレードマーク。ポップアートの旗手として知られる、アメリカの版画家・画家・芸術家です。シルクスクリーンという版画技法を用いた作品が有名なほか、映画製作やロックバンドのプロデュースなどマルチに活躍しました。

ジャスパー・ジョーンズ

ジャスパー・ジョーンズ
引用元:しゃえま偶感 https://shae-bear.com/archives/5532

ネオ・ダダ、ポップアートの代表的アーティスト。アメリカ国旗や数字、アルファベットといった記号を抽象表現主義風に描いた作品が有名です。

版画や彫刻でも評価を得ており、歴史上に残る版画家の一人です。

ゲルハルト・リヒター

ゲルハルト・リヒター
引用元:This is Media https://media.thisisgallery.com/artists/gerhardrichter

若者からも人気のある、世界で注目される画家。「ドイツ最高峰の画家」とも評されます。多様なスタイル・表現に取り組んでおり、なかでも、写真をキャンバスに描き出す独自のスタイル(フォト・ペインティング)が有名です。

フランク・ステラ

フランク・ステラ
引用元:CNN https://edition.cnn.com/style/article/frank-stella-spruth-magers-berlin/index.html

戦後のアメリカの抽象絵画を代表する画家です。ミニマルアートの第一人者として広く知られており、ブラックのエナメル塗料でただストライプを描いただけの『ブラック・シリーズ』が有名な作品。

ジェフ・クーンズ

ジェフ・クーンズ
引用元:美術手帖 https://bijutsutecho.com/artists/306

キッチュ性のある作品を手掛ける、アメリカ現代アート界の代表的なアーティスト。ステンレスに鏡面塗装が施された巨大な彫刻作品が有名で、「作品に高値がつく現代美術家」の一人とも言われています。

ダミアン・ハースト

ダミアン・ハースト
引用元:Sniffing Europe https://sniffingeurope.com/2017/07/10/artist1/

イギリスの現代美術家。死んだ動物をホルムアルデヒドで保存するシリーズが有名です。ビジネスと割り切ってアート活動をすることでも知られ、イギリス人アーティストの中でもリッチなアーティストと言われています。

草間彌生

草間彌生
引用元:FASHIONSANP.COM https://www.fashionsnap.com/article/2017-02-21/kusama2017-start/

「前衛の女王」との異名も持つ、日本を代表する前衛芸術家。赤いおかっぱと、自身でデザインした奇抜な衣装がトレードマークです。彼女の代名詞にもなっている水玉や網模様、かぼちゃのモチーフは、世界で愛されています。

奈良美智

奈良美智
引用元:ウレぴあ総研 http://ure.pia.co.jp/articles/-/7807

世界的な評価を得ている、日本の画家・彫刻家・ドローイング作家。無垢で可愛くも、どこか睨みつけているような眼差しを向けた子供・動物を描いた作品が有名です。1990年代半ば以降、新たな具象絵画の旗手として国際的に注目されています。

村上隆

村上隆
引用元:fashionpress https://www.fashion-press.net/words/1842

国際的に評価される日本の現代美術家・ポップアーティスト。ビジネスマンとしての手腕も発揮しており、作品制作の傍らアーティスト集団「カイカイキキ」を主宰するなど、幅広い領域で積極的に活動しています。

井上有一

井上有一
引用元:和楽 https://intojapanwaraku.com/jpart/1442/

「孤高の書家」という呼び名で知られる現代書家。実験的な一字書の大作を発表し、アートとしての「書」を開拓しました。世界的にも評価を受けており、代表作に『東京大空襲』シリーズがあります。

篠田桃紅

篠田桃紅
引用元:岐阜現代美術館 http://www.gi-co-ma.or.jp/collection/photo/

墨を使った抽象芸術を確立させ、国境を超えて高い評価を受けてきた日本の美術家・エッセイスト。自身のエッセイ『一〇三歳になってわかったこと』は、45万部を超えるベストセラーを記録しています。

ジャン=ミシェル・バスキア

1980年代のアートシーンで活躍したアメリカ合衆国の画家「ジャン=ミシェル・バスキア」。グラフィティ・アートをモチーフにした、色鮮やかで感情的な表現をする作品が特徴的です。約123億円で落札されたことで話題の「Untitled」の作者でもあります。

イサム・ノグチ

20世紀に活動していた彫刻家兼インテリアデザイナー。日本人の父とアメリカ人の母をもつ日系アメリカ人アーティストです。1951~1986年に発表された提灯をモチーフのAKARIシリーズのランプは、2021年現在でも製造・販売されています。長い年月を経ても、多くの人に愛され続けている作品です。

イヴ・クライン

イヴ・クラインは、モノクローム絵画や独創的なパフォーマンスを取り入れた作品を得意とするフランスのアーティストです。オリジナルの青色顔料「インターナショナル・クライン・ブルー」を使用し、神秘的な青の世界を追求しました。

小松美羽

国内外で注目されている新進気鋭の現代美術家。白装束を着て制作するダイナミックなライブペインティングが人気です。狛犬や龍といった神獣をモチーフとした作品が特徴的。有田焼の狛犬作品は、大英博物館に展示されています。

塩田千春

大阪府出身、ベルリン在住の現代美術家。世界各地の展覧会や国際展に多数参加しています。日本では、2019年に森美術館で個展を開催。赤や黒の糸を紡いだ大規模なインスタレーション作品がSNSで共有され、多くの人が会場に訪れたそうです。

アンドレアス・グルスキー

アンドレアス・グルスキーは、ドイツの現代写真家です。解像度が高く、大きいことが特徴的なグルスキーの作品。被写体を分割して撮影し、デジタル技術を駆使して画像をつなぎ合わせて制作されています。抽象と具体、虚構とリアルが同居する世界観を表現する作品で、多くの人を魅了。430万ドルで作品が落札されたこともあります。

石田徹也

静岡県焼津市出身の画家。日本の日常風景をシュルレアリスティックに描いた作品で知られています。物と一体化した青年がモチーフとなった独特な世界観の作品を多く手掛けており、日本社会の生きづらさや不安感がユーモラスに描くことが得意なアーティストです。

艾 未未(アイ・ウェイウェイ)

1980年代から中国の現代美術を追及してきたアーティスト。多岐にわたる表現方法によって痛烈な批判を込めた作品が多く、社会運動家としても活動しています。北京オリンピック競技場「鳥の巣」は、アイ・ウェイウェイが芸術顧問として携わった作品です。

会田誠

日本アート界で注目を浴びる現代美術家の一人。エロティックでグロテスクな作品のイメージや、アイロニーを交えた強烈な作風で知られているアーティストです。森美術館にて行われた個展「会田誠展 天才でごめんなさい」では、多くの人が美術館に訪れたそうです。

キース・ヘリング

アメリカの芸術家であるキース・ヘリング。チョークを使い、ニューヨークの地下鉄構内に落書きするサブウェイ・ドローイングで注目を浴びました。シンプルな線で描かれた人のシルエットをモチーフとした作品が特徴的です。

オノ・ヨーコ

オノ・ヨーコは、日本出身の前衛芸術家です。代表作の一つとして挙げられるのが、床に置くアート作品「踏まれるための絵画」。芸術作品は厳かな雰囲気の中で見るもの、という考え方を覆す大胆な作品です。型にはまらない独特な絵画作品を多く手掛けています。

ジェームズ・タレル

光と空間をテーマにした作品を手掛けた、アメリカの現代アーティスト。「光の芸術家」とも言われています。神秘的な体験ができるタレルの作品は、多くの人々を魅了してきました。日本でも常設展示されている作品が複数あります。

ナムジュン・パイク

ビデオ・アートを作品に取り入れた、韓国出身の現代美術家。複数のテレビモニターを使ったインスタレーションが特徴的です。前衛芸術運動・フルクサスに参加したアーティストの一人でもあります。

ジョン・ケージ

20世紀のアメリカで、実験音楽家や作曲家、詩人と幅広く活動したジョン・ケージ。創始した「偶然性の音楽」は、前衛芸術全体に影響を与えています。代表作は、演奏をせず、会場内で生じる音で奏でる「4分33秒」です。

マリーナ・アブラモヴィッチ

過激なパフォーマンスで知られる、セルビア系アメリカ人の現代アーティスト。40年以上にわたる活動から、「パフォーマンス・アートのグランドマザー」とも言われています。代表作は「Rhythm」シリーズ。肉体を酷使する挑戦的なパフォーマンスです。

アラン・カプロー

「ハプニングの父」として知られる、アメリカのアーティスト。偶然性を尊重した芸術形式・ハプニングを生み出し、多くの芸術家に影響を与えました。参加型アートや環境芸術を追求。観客を作品の一部として取り込むといった、共同作業を重視した作品が得意なアーティストです。

李禹煥

もの派として活動する、韓国出身のアーティスト。石や鉄板といった「もの」を組み合わせた立体作品をはじめ、絵画や版画のシリーズも数多く手掛けています。また香川県直島町に個人美術館「李禹煥美術館」を開館。自然と融合した空間や屋外作品など見どころがたくさんある美術館です。

バンクシー

スプレーグラフィティ文化をアートとして、世界中に広めた神出鬼没のアーティスト。社会風刺的な作品をゲリラ的なスタイルで描くことに特徴があります。 また制作風景を誰にもみせない、一切姿を現さない、本人を知る人はごくわずかという謎めいたところも魅力の一つ。そんな彼の作品には強烈なメッセージ性があり、これまで負のイメージが強かった落書きも芸術の域にまで高められています。

ジャン・デュビュッフェ

フランスの偉大な画家でもあり、彫刻家で多くの作品を世に残しています。非伝統的な素材を利用して描くことが特徴で、砂やタールなどを混ぜた厚塗りの油彩作品が多く存在します。そのほか、材料だけではなく、描き方にも大きな特徴があり、当時では考えられない手法の引っかき傷のようなブラシストロークで独特の作品が多く存在しています。ヨーロッパの伝統的なな芸術を批判した作品を手がけ、フランスの国内のファンをはじめ、アメリカでも人気があります。

ヴォルフガング・ライプ

博士号をもつ芸術家で、生命をテーマとしてさまざな有名作品を残しています。花粉などの自然の素材やミルク米を使い、生命の儚さや美しさを表現しています。肉体も永遠ではなく儚いものということを独自の感性と医学の知識を融合し誰も思いもしなかったような芸術作品を数多く手がけています。作品は現在、世界各地で展示されています。

ロイ・リキテンスタイン

1960年代のポップアートをけん引してきたひとり。アメリカンコミックをモチーフとしてドット(点)を用いた明るく平面的な構図や、モンドリアンの「コンポジション」を継承した構図が特徴的。「Whaam!」「Drowning Girl」「ヘアリボンの少女」などの作品が広く認知されています。

KAWS(カウズ)

多くの人が、テレビや雑誌、街中などで目にしたことのある「目が×」のキャラクターコンパニオンの作者です。ニューヨークでストリートアーティストとして活動し、街中の様々な場所にゲリラ的に登場する彼の作品は、ニューヨーカーたちの注目を集めるようになりました。現在、KAWSの活躍は世界にも広がりを見せ、大手アパレルブランドとのコラボレーションなど、その活躍はアートシーンに留まらないアーティストです。

リチャード・プリンス

アメリカ在住の現代アーティスト、リチャード・プリンス。広告写真を切り抜いたり撮影したりなどし、自己流の視点で再構成した斬新な作品を生み続けているアーティストです。プリンスの人物、代表作、名言、展示会情報などを詳しくまとめました。

バーネット・ニューマン

生涯にわたって「ジップ」をテーマに、多くの抽象表現アートを発表したバーネット・ニューマン。オークションの都度、数十億円という落札額が付くことでも話題のアーティストです。後年モチーフとした、一見シンプルな「ジップ」は、そこに彼が追及した「崇高」という精神性が表されていると、近年世界的に評価が高まっています。

アンリ・マティス

ピカソらと並び、20世紀の現代美術を牽引した巨匠として知られるアンリ・マティス。「緑の筋のあるマティス夫人」や「ダンス」などで知られる芸術家で、自由に色彩を使ったフォーヴィスム(野獣派)の発案者としても知られています。日本では、アーティゾン美術館やポーラ美術館、国立近代美術館、大原美術館などがマティス作品を所蔵しています。

趙無極(ザオ・ウーキー)

中国伝統の水墨画の技法とヨーロッパの抽象画の技法を、独自の天才的感性によって見事に融合させたアーティスト、趙無極(ザオ・ウーキー)。一点の違和感もなく、かつ深遠な思想部分からの東西の感性を融合させたその技量は、美術界において大きな功績となって輝いています。趙無極(ザオ・ウーキー)の生い立ちや代表作、名言、所蔵美術館の情報などをまとめました。

クリフォード・スティル

2019年、元ZOZOTOWN社長の前澤友作氏が27億円で落札して話題となった絵画が、クリフォード・スティルの作品。ピカソやマティスなどと一切かぶらない手法・思想を持つ抽象表現画家として、その存在感が徐々に大きくなりつつあります。枠や焦点を想定せず、パレットナイフを使って斬新な色使いで描くギザギザ。それが何なのかはもとより、どちらが上なのか下なのかも分からない独特の作風です。