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引用元:奈良県立美術館 https://www.artagenda.jp/exhibition/detail/7506
白髪一雄は、床にキャンバスを置き、上から吊るしたロープに捕まって足を筆代わりに使って描いていく「フット・ペインティング」で広く知られている画家です。
1970年代に入ると、以前から密教に関心を寄せていた白髪一雄は比叡山での本格的な修行を経て1971年に得度。さらに、翌年の1972年には加入していた具体美術協会の解散など、さまざまな環境の変化が起こっています。
こちらのページで紹介している「諸仏舌相」は、白髪一雄が得度後に制作した作品です。この時期の作品には、仏教にちなんだタイトルをつけるなど仏教的なイメージを感じさせる作品が多く作られている、という特徴があります。
2023年4月現在、諸仏舌相を常設している美術館の情報は得られませんでした。
こちらの作品は、現在奈良県立美術館にて所蔵されています。こちらの美術館では、白髪一雄の作品を多数所蔵していますが、同館の所蔵名品展にて白髪一雄の作品を展示するといったこともあるようです。
そのため、実際にこちらの作品を見てみたいという希望を持っている方は、奈良県立美術館の情報をチェックしていくとともに、さまざまな展覧会の情報についてもアンテナを貼っておくことがおすすめといえます。