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主に20世紀に展開された新しい傾向の美術作品を指し、「キュービスム」「表現主義」「未来派」「構成主義」「ダダイズム」「超現実主義」「ノンフィギュラティフ」などさまざまな流派を含んで捉えられます。一般的には「キュービスム」からが当てはまるとされますが、「印象派」まで含めて考える場合や、第2次世界大戦前までに限定して考える場合など、その捉え方は一様ではありません。「近代美術」とも「現代美術」とも訳すことができ、正直その定義は曖昧です。
しかし、美術史における近代(1860年代~1970年代)の美術を指す「近代美術」=「モダンアート」と考える場合には、「現代美術(コンテンポラリーアート)」とは区別されるのが一般的です。それまでの伝統的な美術にとらわれず、実験的精神をもって新しい方法での美術表現に臨んだものを指し、従来の「記述的」から「抽象的」へと進化した美術作品、ともいえるでしょう。
近代美術における代表的な美術家としては、フィンセント・ファン・ゴッホ(『星月夜』等)、ポール・ゴーギャン(『麗わしのアンジェール(サトル夫人の肖像)』等)、パブロ・ピカソ(『アヴィニョンの娘たち』等)、ポール・セザンヌ(『サント・ヴィクトワール山』等)、サルバドール・ダリ(『記憶の固執』等)、アンリ・マティス(『ダンス』等)などが挙げられます。
いま解説した「近代美術」と、「現代美術(コンテンポラリーアート)」は、区別して考えられることも多いのですが、初めに述べたようにその境界は曖昧です。「近代美術は現在にいたるまで継続している」という考え方もあります。
「モダンアートは現在にいたるまで継続している」という考えもあると書きましたが、モダンアートの代表作家というと、やはりモネ、ゴッホ、ゴーギャンなどが挙げられると思います。
ゴッホといえば「ひまわり」や自画像を思い浮かべるかもしれませんが、この「種まく人」で使われた「点描」という手法が、モダンアートの一つの流れを作ったという話もあるので、こちらをチョイス。
カードゲームで楽しめるモダンアートの世界もあります。
つぶやきを見ると、かなり広い意味で使っている人が多いですね。
#モダンアート
— 黛 (まゆずみ) (@t12200301) March 2, 2020
初めてのプレイが豪華版… これはいい… カイジみたいなギャンブラーがいたために、損得勘定で動くバイヤーが翻弄される様は見てて面白かったです! pic.twitter.com/xl4UXySbWs
#どこかの誰かに刺さればそれで良い
— アトリエ コメットハート (@Undervillage_K) March 4, 2020
( ノシ。>v<。) ノシ ガンプラをキャンバスにしたモダンアートだぜぇー!! pic.twitter.com/lvsjJpU4dj
モダンアート pic.twitter.com/eQsub0kl10
— 木 (@RnQip) March 3, 2020
美術史を学ぶと避けて通れないモダンアート。伝統的な美術にとらわれず、実験的精神をもって新しい方法での美術表現に挑んだものをいうので、そのチャレンジ精神は現代のアーティストたちにも受け継がれていますね。
現代アートから骨董・古美術までを扱う「本郷美術骨董館」代表。20歳から草間彌生の作品を集めているコレクターでもある。BSフジで放送中の、若手日本アーティストを紹介する番組「ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~」制作提供も行っている。お店では鑑定をするかたわら、テレビ・ラジオなどにも出演し、現代アート界を盛り上げている。
「印象派」の名前の由来ともなった作品。
1985年に盗まれ、1990年に発見されるという、ドラマティックなストーリーも持っています。
モネは他にも「睡蓮」(オランジュリー美術館、フランス)などが有名ですね。