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引用元:白髪一雄記念室 https://www.archaic.or.jp/shiraga/exhibition/index.php?id=17
床に置いたキャンバスの上に油絵具を置き、足で描いていく「アクション・ペインティング」という独自の技法で知られる白髪一雄ですが、この「本能の結集」という作品はアクション・ペインティングを始める前の作品です。
こちらの作品は、白髪一雄が洋画家として活動をスタートしてからアクション・ペインティングを始めるまでの間に描かれた、いわゆる最初期の作品となっています。
「本能の結集」を含めた初期の作品は、現存するものが非常に少ないことから非常に貴重なものであるといえます。
2023年7月現在、「本能の結集」を常設している美術館の情報は見つけられませんでした。
こちらの作品は、白髪一雄の出身地でもある兵庫県の尼崎市にある尼崎市総合文化センターの4階にある白髪一雄記念室にて所蔵されています。同センターでは、数多くの白髪一雄作品を所蔵しており、それの作品の整理・調査を行った上で順次公開しています。
センターのホームページでは、これまでの展示内容に関する情報を確認することができます。その中には「本能の集結」の展示を行った際の情報も掲載されていますので、もしこちらの作品を直接見たいと考えている方は、展覧会情報をしっかりとチェックしておくことがおすすめといえるでしょう。