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真っ赤な背景に黄色の蝶が描かれたシルクスクリーン作品。背景、蝶の羽、蝶の輪郭線、どこをとってもベタ塗りされている箇所がなく、代名詞である水玉模様・網目模様が取り入れられています。蝶の羽は黄色のベースに緑の水玉模様。玉の大きさも大小様々で、自然法則にとどまらないを新奇な印象を感じます。赤・黄色・緑といったポップな配色もあり、草間彌生らしさを感じられる作品でしょう。
自然豊かな環境で生まれ育った草間は、幼い頃から様々な草花・昆虫をスケッチしていました。中でも種類によって色や模様が異なる蝶は、10種類以上の版画が制作されているほど草間彌生を代表するモチーフです。
Butterflyを見られる美術館の情報は、残念ながら確認できませんでした(2024年8月時点)。蝶を描いた作品は数々制作されており、その一つは松本市美術館で見られます。黒背景に暖色系の羽をもつ蝶が羽ばたいている作品です。