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引用元:This is Media https://media.thisisgallery.com/works/yayoikusama_14
草間彌生の作品のひとつ「幻の花」は、長野県の松本市美術館の入り口前に設置されているオブジェ。2002年4月に同美術館が開館した際に制作された作品で、「松本市美術館のトレードマーク」ともいえる作品になっています。
この作品は非常に大きなサイズで制作されており、高さは10メートル、幅は18メートル。草間作品の野外彫刻作品の中でも最大のものです。水玉模様のチューリップが非常に印象的で、美術館を訪れるとまず目に入る作品といえるでしょう。
草間彌生の「幻の華」は長野県の松本市美術館にて展示されています。ここは草間彌生の出身地であることから、美術館の外観からすでに草間作品を思わせる赤のドット柄で覆われています。入口では「幻の華」が訪れる人を出迎え、館内のエントランスホールには「考える南瓜」と名付けられた作品が展示されています。さらに、中庭にも「大いなる巨大な南瓜」があるほかにも常設展時にて草間彌生の作品を心ゆくまで鑑賞できる空間が広がっています。
また、ほかにも松本市出身の書家である上条信山など、ゆかりのある芸術家の作品展示を多く行っている点が松本市美術館の特徴といえるでしょう。