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「屋島」は白髪一雄が描く「合戦」シリーズの作品であり、平家物語の那須与一にまつわるエピソードからそのタイトルがつけられています。182.0×227.0cmの非常に大きな作品であることに加えて、こちらの作品も白髪一雄のトレードマークともいえるアクション・ペインティングで描かれていることから、ダイナミックさが感じられる作品となっています。
天井からロープを吊るしてぶら下がり、その下に広げたキャンバスに足を使って描いていくといった独自の技法によって生み出されています。体全体を使って描かれたこの作品は、絵の具が荒々しく盛り上がっている様子も見ることができることから、躍動感も感じられる作品である、という点も魅力といえるのではないでしょうか。
白井和雄が描いた「屋島」は、1985年から静岡県立美術館に所蔵されています。
同美術館では、こちらの作品が見られる美術展を開催することもありますので、実際の作品を見られる機会もあると考えられます。そのため「屋島」を見たいと考えている方は、美術展に関する情報を確認しておくことがおすすめです。
また、静岡県立美術館のホームページやFacebookでもこちらの作品が紹介されていますので、こちらもチェックしておくと良いでしょう。