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奈良美智 まぼろしの犬の山

作品解説

奈良美智「まぼろしの犬の山」

引用元:This is Media https://media.thisisgallery.com/works/yoshitomonara_13

犬をモチーフに数々の作品を描いていた1991年の代表作「まぼろしの犬の山」。同じ1991年には、「犬の山」「まぼろしの犬の山のピラミッド」など、奈良の初期作品を代表する名作が数々描かれました。

とがった緑の山を上る4匹の犬と、その上に浮かんでいる大きな犬。犬たちと同じフォルムで描かれた山。そのフォルムは、犬たちの鋭い目つきにも重なります。極端な縦長のキャンバスは、日本美術の掛け軸のようでもあり、また、犬たちの鋭い目つきのようでもあります。

作品詳細

まぼろしの犬の山を見られる美術館

「まぼろしの犬の山」が展示されている場所は、青森市にある青森県立美術館。青森県は、奈良の出身地でもあります。

同館の開館は2006年。館内の展示空間「八角堂」、同館のシンボルともなっている高さ8.5mの「あおもり犬」、いずれも奈良が手がけたものとして有名です。なお、開館時に開かれたシンポジウムには奈良本人も出席しています。

奈良以外の主な所蔵作品の作家は、棟方志功、寺山修司、草間彌生、ピカソ、シャガール、マティス、クレーなど。国内外のビッグネームがズラリと名を連ねています。

館内にはカフェやショップも常設。建物に隣接している三内丸山遺跡も見どころです。